ウェブデザイナーとして成長し続けるための5つの習慣

ウェブデザイナーとして成長し続けるための5つの習慣

ウェブデザイナーとして働き始めたばかりのころは、どんな仕事でも楽しさややりがいを感じるものです。
けれど、それと同時に日々、納期に追われる中で思うようなクオリティの仕事が出来なかったり、勉強をする時間が十分に確保できなかったりすることもあるかも知れません。

その結果、自分は今後もウェブデザイナーとしてやっていけるのか、自分はウェブデザイナーとして成長できているのだろうか、という漠然とした不安を感じている方も中にはいると思います。

そんな方におススメしたい勉強方法があります。

どれも日々の業務と並行して行えることばかりですので、ウェブデザイナーになったばかりの初心者の方でも、明日からすぐ取り組んでもらえることでしょう。

とにかく成長したい、ウェブデザイナーとして更なる高みを目指したいという方は、ぜひ以下に紹介する5つのことを意識しながら、日々の業務や勉強に励んでみてください。

STEP1:とにかくウェブデザインの数をこなすこと

ウェブデザイナーとして成長していくうえで何より大切なのが、とにかく数をこなすことです。

例えば、筋肉を鍛えたいと思った時、あなたはまず何をしますか?
ただ、漠然と筋肉を鍛えたいと思い続けていても、筋肉は身につきませんよね?

当然、あなたは筋肉トレーニングを始めるはずです。1日や1週間では劇的な変化は見込めませんので、何カ月や何年もかけて少しずつ筋肉を鍛えていくことになるでしょう。

そう、ウェブデザイナーとしてのスキルや知識も、実はそれと同じなんです。

参考書を読んでも、出来のいいウェブサイトを見ても、それだけではスキルは上達しません。
参考書やお手本となるウェブサイトから学んだことを、実践してみて、初めてあなたは成長できるのです。

それも1度や2度の実践では足りません。何度も何度も繰り返し実践することで、スキルは上達し、あなたのものになっていきます。
つまり、日々の業務を必死にこなしていく中で、あなたは知らず知らずのうちに少しずつ成長しているということになります。

それでも足りない、もっと成長したいと思うのなら、業務外の時間を使ってウェブデザイナーとして副業を始めてみるのも1つの手です。

例えば「必ず月に300時間以上はウェブデザインに時間を使う」などの目標を設定すれば、業務外の時間で毎日何時間、ウェブデザインに時間を使えばいいかが設定できます。
ただし、無理をして体調を悪くしては意味がありませんので、いきなり無茶な目標を設定せず、コツコツと少しずつ増やしていくようにしてください。

STEP2:デザインやウェブサイトのフィードバックを習慣化する

ウェブサイトは、人に見てもらい、使ってもらえなければ意味がありません。

もしもあなたがデザインしたウェブサイトが「見てもらえない、使ってもらえない」のであれば、何か理由があるはずです。
けれど、あなた1人でいくら考え込んでも「なぜ見てもらえないのか」、「なぜ使ってもらえないのか」、その原因はきっとなかなか見えてきません。

では、一体どうすればいいのか? 見てもらえないし、使ってももらえないウェブサイトを今後も作り続けるのか
ウェブデザイナーとして仕事をしていくのなら、そういうわけにはいきません。

原因を突き止め、改善するために何かしらの対策を用意する必要があるでしょう。

その対策とは「自分ではない誰かのフィードバックを受けること」です。

あなたのデザインしたウェブサイトを上司や同僚に見てもらい、客観的かつ専門的なフィードバックをもらいましょう。
そうして、明らかになった問題点はすぐに修正し、改善する習慣を付けてください。

「フィードバックを受ける→問題点を修正する→再度、フィードバックを受ける」という流れを習慣化することは、スキルを磨くうえで何より効果的だと言えるでしょう。

他人からのフィードバックは、つまるところ成長するための水や養分のようなものなのだと思ってください。

STEP3:ウェブデザイナーとして理論的なデザインを心掛ける

ウェブデザイナーに求められる能力として、よくセンスの良さが挙げられます。実際に仕事をしていく中でも「この人のデザインするウェブサイトはセンスがいい」と感じることも多くあるのではないでしょうか?

或いは、あなた自身が「センスがいい」という風に言われた経験があったりするかもしれません。
もちろん「センスがいい」と褒められて嬉しいと感じるのは自然なことですし、悪いことでもありません。

ですが、センスだけに頼り切っているのなら要注意です。

センスがいい、と簡単な言葉で表現されてはいるものの、実は話はそう単純なことではありません。センスがいいウェブサイトには「センスがいい」と言われるだけの理由があります。

では、あなたはその理由が何なのか、明確に言葉にして言い表すことができるでしょうか?

もしも、理由を言葉に出来ないのなら、ぜひ「センスがいい」と言われるウェブサイトを分析してみてください。
その際「センスがいい」の前に“なぜ”と付けると、少し考えやすくなります。

「なぜ、このウェブサイトはセンスがいいのか」
「なぜ、このウェブサイトは見てもらえるのか」
「なぜ、このウェブサイトは使いやすいのか」

こう言った疑問に1つひとつ自分なりに答えを出していくことで、あなたはその度に成長していくことができます。

「色の使い方がいい」とか「UIが優れている」とか「ユーザーの年齢層や、今のトレンドに合致したデザインだから」とか、そう言った細かな要素の組み合わせによって「センスがいい」ウェブサイトは構築されています。

STEP4:既存のウェブサイトから学ぶ

先ほど話した「センスがいい」ウェブサイトと似通った内容になりますが、世の中には優れたウェブサイトというものが数多く存在しています。
そして、それらの優れたウェブサイトは、ウェブデザイナーにとって「無料で公開されている教科書」になり得ます。

ウェブデザイナーとして成長したいのなら、まずはそれらの優れたウェブサイトをトレースしてみてください。

優れたウェブサイトだって、世界のどこかにいる誰かがデザインしたものです。そして、その誰かだってはじめは皆、初心者でした。
では、その人たちはなぜ優れたウェブサイトをデザインできるようになったのでしょうか?

ほとんどの場合、それらの優れたウェブサイトは、数えきれないほどのトライ&エラーの蓄積によって成り立っています。
幾つものウェブサイトをデザインし、ユーザーやクライアントのフィードバックを受け、その度に修正を重ねた結果として、現在の優れたデザインとなっていることが多いです。

もちろん、ただ真似をするだけでは意味がありません。なぜそのようなデザインになっているのか、なぜそのウェブサイトは見やすいのか、使いやすいのかという仮説を立てながらトレースし、そのうえで自分なりの改善や工夫を加えてみるのがいいでしょう。

その際、忘れてはいけないことが1つあります。それはユーザーの視点です。

優れたウェブサイトをデザインするウェブデザイナーは、必ずといっていいほどユーザーの視点に立って、自分のデザインしたウェブサイトを客観的に評価する能力に長けています。

STEP5:ウェブデザイン以外のスキルを身に付ける

ウェブデザイナーとは、その名の通りウェブサイトをデザイン・作製する職業を指します。
けれど、近年ではウェブサイトをデザインしてくれるツールやAIの開発も進んでおり、専門的な知識を持たない素人でも比較的簡単にウェブサイトをデザインすることができるようになってきました。
そして、このまま時代が進んで行けば10年後や20年後、或いはもっと早い段階でウェブデザイナーという職業は、今ほど必要とされなくなってしまうかもしれません。

では、そうなったらウェブデザイナーは廃業するしかないのか、と言えばそんなことはありません。
今のうちから準備し、成長していけばツールやAIが普及した後もあなたは一線で活躍できるウェブデザイナーでいることができるでしょう。

ただし、その時のあなたに求められるスキルは、ウェブデザインのみに限りません。

例えば、マーケティングの知識や、ディレクションやマネージメントのスキル、コピーライティングや、動画編集、プログラミングのスキルなど、ウェブデザイン以外のスキルが高く評価されることになります。
もちろん、これらのスキルは今のうちからでも十分に役立つものです。ウェブデザイナーとして成長していきたいのなら、ウェブサイトの制作に関わる多くの工程に興味・関心を持ち、スキルや知識を磨いていきましょう。

まとめ

今回、ご紹介した5つのステップは、どれもウェブデザイナーとして成長していくうえで必ず、いつかは課題となる内容ばかりです。

そして、課題は必ず乗り越えなければいけません。

もちろん、そのためには相応の苦労をすることになると思いますし、人によってはくじけそうになることもあると思います。
けれど、決してあきらめないでください。なぜなら人は、課題を乗り越えた時にこそ一番、成長するのですから。