求められるフリーランスWebデザイナーになる4つの必須スキル

求められるフリーランスWebデザイナーになる4つの必須スキル

今やインターネットは、人が生活していく中で欠かせないものになりつつあります。
そして、インターネットの普及に伴い、多くの企業や個人がオリジナルのWebサイトを作製することが当たり前になりました。それに従い、IT業界への就職や転職に憧れる方も増えてきました。

とりわけWebサイト制作の根管となるWebデザイナーという仕事はとくに人気や関心を集めています。

現在、Webデザイナーとして仕事をしている人の中にも「将来はWebデザイナーになりたい」、「フリーランスのWebデザイナーとして活躍したい」という夢を抱いて、勉強をはじめたという人もいるのではないでしょうか?
ですが、フリーランスのWebデザイナーとして仕事をしていく中で「将来、Webデザイナーという仕事は必要なくなる」というような話を耳にしたことはありませんか?

その理由の1つに誰でも簡単にWebサイトのデザインが出来るツールやAIが開発されたことが挙げられます。
それらのツールやAIを駆使すれば、まったくの未経験者でも比較的簡単にデザインからコーディングまでできるので、プロに頼まなくてもWebサイトが作れてしまいます。

では、それらのツールやAIがすっかり社会に浸透した10年後や20年後にはWebデザイナーという仕事は無くなっているのでしょうか?

答えは否です。いかに便利なツールやAIが開発されても、Webデザイナーという仕事がなくなることはありません。
しかし、安泰とも呼ぶには些か不安が残ることも事実です。

10年、20年先もWebデザイナーとして仕事をしていたいのなら、今のうちから幾つかのスキルを身に付け、鍛えておかなければいけません。
そこで、今回はフリーランスのWebデザイナーが学ぶべき4つのスキルについてご紹介したいと思います。

Webデザイナーとして生き残るためには必須!UI/UXデザイン

まず、大前提としてWebデザイナーである以上、デザインに必要なセンスやスキルは身についているものと思います。
しかし、将来的にWebサイトのデザインに関する大部分の工程はツールやAIで補うことができるようになるでしょう。

では、そうなった時にWebデザイナーに求められるスキルが何かと言うとUIデザインやUXデザインに関するスキルや知識となります。

UI(ユーザーインターフェース)とは、ボタンのカラーやテキスト部分のフォントなどといった、Webサイトを構築するほぼすべてのデザイン情報を指す言葉です。
Webサイトはユーザーに見てもらって初めて意味を持ちますので、例えばツールやAIが作製したWebサイトに手を加え、より精錬されたデザインに整えるスキルが今後はWebデザイナーの主業務となるでしょう。

一方、UX(ユーザーエクスペリエンス)とは、ページの読み込みにかかる時間や商品購入までの動線などを指す言葉です。
ツールやAIが作製したWebサイトが本当にユーザーにとって使いやすいか、ユーザーが快適に閲覧できるかを確認する作業は人にしかできません。Webデザイナーを続けていくのなら、決してユーザー目線を忘れてはいけません。

Webデザイナーにも求められるマーケティングスキルを身に付けろ!

Webデザイナーに求められるスキルとして、Webマーケティングが挙げられます。
フリーランスのWebデザイナーが手掛けることになるWebサイトの多くは、商品販売や企業HPです。

例えば、クライアントはあなたにWebサイトのデザインを依頼します。
それは何のためかというと、「売りたい商品がある」か「多くの人に見てもらえる自社HPが欲しい」からです。

つまり「商品を売りたい」、「自社HPを大勢の人に見てほしい」というのが、Webサイトのデザインにおける課題となります。
そして、その課題を解決するには、アクセス解析やサイト分析といったWebマーケティングのスキルが必要となります。

それも、ただ解析や分析をするだけでは意味がありません。解析や分析の結果をもとにWebサイトをデザインすることで、あなたはクライアントの抱える課題の解決に導くことが求められます。

もしも課題の解決に寄与することが出来れば、より多くのクライアントがあなたに仕事を依頼したいと思うようになるでしょう。
あなたに多くの仕事を依頼してくれるクライアントは、あなたのファンであると思ってください。
そして、フリーランスとして仕事を続けていきたいと思うのなら、あなたはあなたのファンを増やすための努力をしなければいけません。

ディレクションスキルがないフリーランスWebデザイナーは消える?

Webサイトは、Webデザイナー1人だけでは完成させることが出来ません。

Webデザイナーの主な仕事は、Webサイトをデザインすることです。
デザインを基に、実際にWebサイトを組み上げるのはプログラマーやコーダーと呼ばれる職種の人たちということになります。
また、場合によってはWebサイト内のテキストを書くライターや、Webサイト内に表示するイラストを描くイラストレーター、掲載する写真を撮影するフォトグラファーといった様々なクリエイターと一緒に仕事をすることもあるでしょう。

Webデザイナーは、自分がデザインしたWebサイトを完成に導くために、そういった多くのクリエイターに指示を出し、提出された制作物のクオリティチェックや調整を行う必要があります。

一緒にWebサイトを作るクリエイター達に指示を出したり、調整をしたりするスキルをひとまとめに、ディレクションスキルと呼びます。
イメージとしては、工事現場の監督が近いでしょうか。そして工事現場の監督に対し、クライアントは「もっとおしゃれに」や「もっとかっこよく」など曖昧な要望を伝えることがあります。

当然、クライアントの要望が曖昧なままWebサイトの制作を進めることはできませんので、打ち合わせの場でヒアリングすることが求められます。
クライアントの曖昧な要望を、明確な言葉として引き出すスキルがあれば、あなたがデザインするWebサイトはまさに「クライアントが理想としていたもの」となるでしょう。

そのうえで、クライアントの理想はあなた以外のクリエイターにも共有されなければいけません。

Webデザイナーは、1人で黙々とWebサイトをデザインをするものと思っているのなら、それは間違いです。
キャリアを積み一流のWebデザイナーとなるためには、クライアントとクリエイターの架け橋となれるだけのコミュニケーション能力が必須となります。

10年後や20年後もWebデザイナーを続けたいのなら、今のうちからディレクションスキルとコミュニケーション能力を鍛えておきましょう。

デザインの最新のトレンドを抑えておくのはWebデザイナーとしては当たり前!

Webサイトのデザインには流行り廃りがあります。
いわゆる、トレンドというものなのですが、Webデザインのトレンドは特に移り変わりが早いと言われています。

つまりWebデザイナーは人一倍トレンドに敏感でなければいけません。とくにフリーランスのWebデザイナーの場合は「古臭い」と思われてしまうと、なかなか仕事の依頼が来なくなってしまいます。
では、最新のトレンドを学ぶためには一体どうすればいいのか。

その答えは「気にすること」です。
常に世の中の流行にアンテナを張り「今はどういうデザインが売れるのか」、「次はどういうデザインが売れそうか」ということを絶えず考え続けることで、最新のトレンドを学ぶ習慣が身に付きます。
闇雲に情報収集をしてもあまり効果がありませんので、まずはSNSや最近勢いに乗っている企業のHPなどを参考にするといいかと思います。

また、Webデザイナーの知り合いを作り、仲間うちで最近のトレンドについて共有する場を設けるという手段もあります。

フリーランスとして仕事をしていると、どうしてもすべての工程が自分1人で完結してしまいがちになります。その結果、気づけば世の中のトレンドから置き去りにされている…なんてことが無いとも限りませんのでご注意ください。

まとめ

フリーランスは、自由の多い働き方です。 自分の好きな時間に起きて、好きな時間だけ働いて、好きな時間に眠ることができます。

ですが、自由でいるためには相応の努力とスキルが要求されます。時間的な余裕があるからと怠けていると、そう遠くないうちに仕事がなくなってしまうでしょう。

ただWebサイトをデザインするだけであれば、10年後や20年後にはツールやAIに任せられるようになります。

繰り返しになりますが、今後Webデザイナーとして活躍し続けたいのなら、Webデザイン以外のスキルを身に付けることが必要です。

今回ご紹介した4つのスキルは、ツールやAIが普及した将来、とくに重視されるものばかりです。
もちろん、今回ご紹介したスキル以外にも、Webデザイナーとして仕事をしていくうえで役立つスキルは幾つもあります。
例えば、プログラミングやライティングのスキルも候補に上げられると思います。

フリーランスとして活躍していくうえで、武器となるスキルは幾つあっても困りません。
スキルを身に付け、トレンドに気を配ることで、ツールやAIでは太刀打ちすることの出来ない、唯一無二のWebデザイナーを目指してください。